塾講師が公開!中学入試算数 塾技100

                                アンダンテさんのブログに「中学入試 算数 塾技100」が詳しく紹介されています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

塾技100 補充問題と午後入試について(2)

今回の算数塾技100補充問題は「塾技11」(ニュートン算)で、城北中、明治大付明治中の問題。
(算数塾技100無料補充問題とは → コチラ

ニュートン算の出題は難関男子中で特によくみられ、共学校でもやはりレベルの高い学校で多くみられます。

それに対し女子中ではニュートン算の出題は比較的少ないですね。
でも桜蔭中が昨年突然出題したように、難関女子中ではそれまで出題がなくてもしっかり対策しておいた方がよいかと思います。

「ニュートン算は苦手」という生徒も多いですが、塾技11で書いた手順通り2本の線分図をかき、実際の減少量及び最初の量を求めれば、なんら難しい問題ではありません。

よく単位時間当たりの増加量と減少量をそれぞれ◯と฀数字で表す解法もありますが、この◯と฀の大きさの比を考えるときにミスが生じることがあるので、算数塾技100では◯数字のみ使用した解法にし、よりシンプルなもので統一しました。

今回の補充問題を作成した理由は、問題①でニュートン算とつるかめ算の組み合わせを経験してもらうこと、問題②で通常単位時間あたりに減少する量を①とおくのを、単位時間あたりに増加する量を①とおくこともあるということを経験してもらうためです。
いずれにせよ、塾技11で学んだ通り2本の線分図をしっかりかければ解ける問題です。

ではチャレンジ!
「塾技11」 ニュートン算 城北中・明治大付明治中
※今までの補充問題のまとめはコチラ
※印刷がうまくいかないことがありましたら、コチラをご参照下さい。

今回も午後入試についてかきたいと思います。
前回の記事で午後入試にはいろいろなメリットやデメリットがあるということをかきましたが、今回はデメリットに関してかきます。

私が考えるデメリットには、大きく3つあります。

①午後入試当日ではなく、その後の入試の集中力に影響を及ぼす。

②修正時間がとれない。

③本来の実力に応じた学校に進学できない可能性が出てくる。

①ですが、午後入試を行うとき真っ先に気になるのは、本当に一日二校も受験して集中力がもつのかということではないでしょうか。

結論的にはもつと思います。というのは実際に午後入試を行った生徒にその日の夜会って話しを聞いても、こちらが思ってたよりも元気なことが多いからです。

これは、その当日はある種アドレナリンが放出しまくった結果ではないかと思います。実は怖いのはその日ではなく2日後なのです。

東京の入試でいうと、2月1日の午後に受けた場合は2月3日の入試にその反動(疲れ)が出て普段の実力を出し切れないことがあるということです。ただでさえ集中力というのは2日は持続しても3日はなかなか持続できません。にも関わらず1日の午後入試を受け、疲れが蓄積していくとどうしてもそれが3日に出てしまいます。

さらに、今やインターネットも普及し、当日合格発表が当たり前になりました。午後入試を行う学校も中には当日発表する学校もあります。

もし、午前、午後共に落ちてしまったことがその日にわかったら・・・、当然そのショックは計り知れません。お子さんによっては、次の日以降の入試に影響し、悪い流れのまま全滅ということもでてきます。午後入試を組み込む場合、発表日やお子さんの性格にも十分注意が必要です。

②ですが、入試を受けてみて初めて自分があやふやにしか覚えていなかったことがわかるときがあります。

特に理社に多く、通常であればこのような時は午後家に帰ってからそのあやふやだった部分をしっかり整理し、次の日にのぞむことになりますが、午後入試があるとこのようなときに修正するための十分な時間がとれず、逆に不安を抱えたまま次の日の入試に突入しなければならなくなることがあります。

③ですが、実はこれが一番のデメリットではないかと思います。

午後入試を行う場合、通常は午前に第一志望もしくは第二志望の学校を、午後におさえの学校をもってきます。ところが、午後入試の偏差値は通常同じ学校の午前入試に比べ偏差値が5~10近く高くなります。

その為、万一午後入試の学校のみしか合格しなかった場合、自分の偏差値よりかなり低い学校に進学することになってしまいます。

午後入試という制度が始まる前は、例えば偏差値55の生徒であれば、2月1日に偏差値58前後のチャレンジ校、2月2日に偏差値52前後のおさえの学校、2月3日に偏差値55前後の実力相応校を受験するというのが普通でした。

ところが午後入試が始まってからは、今のケースでいうと2月2日の偏差値52前後の学校を2月1日の午後入試に入れ、代わりに2月2日にはもう1校チャレンジ校を入れることが可能となったわけです。

これが前回の記事でかいた塾が実績数を減らさない為に午後入試をすすめる理由にもなります。当然入試は受験しなければ合格はありません。今のケースでいえば1人でも多くの生徒が偏差値58前後の学校を受けることによって、その学校の実績がかせげるというわけです。

ところが偏差値58前後のチャレンジ校はそうはたやすく受かりません。そうするともし2月3日の実力相応校に落ちてしまった場合、2月1日の午後入試で合格した偏差値52前後の学校に進学することになります。

ところが、その偏差値52というのは午後入試の偏差値であって、実際のその学校としての偏差値はそれよりさらに低く45位となるわけです。結局、その場合は本来の実力に応じた学校に進学できないことになってしまいます。

当然午後入試の中には、選抜クラスや特待の合否もかねて受験を行う学校もありますので、塾の中には「選抜クラスなので万一進学することになっても…」と話をするケースもあるかと思います。

ただ現実的な話をしますと、やはり選抜クラスといっても実際には教える先生のレベルが大きく他のクラスと変わるわけではありません。また、学校によっては生徒の間で通常クラスと目に見えない壁が生じてしまうところもあります。

以上のように、午後入試には気をつけなければいけない点が多くあります。

「塾の先生がすすめるから」ではなく、これらの事をしっかり考え、お子さんに最も合った一生に一度の舞台を整えてあげて下さい

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ 
↑ ↑ 応援クリックお願い致します!記事を書く大きな励みになります。
   いつもクリックしてくれる方、ありがとうございます



↑ ↑ こちらも様々な有用な情報満載です!




スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://jukuwazasansu.blog.fc2.com/tb.php/38-4cb78025

 | HOME | 

プロフィール

森 圭示

Author:森 圭示
  ホームページ
 <中学入試 塾技シリーズ>
   2013年8月3日発売
    
   Amazonで購入
   楽天ブックスで購入
  
   2016年7月8日発売
    
   Amazonで購入
   楽天ブックスで購入


 <高校入試 塾技シリーズ>
   2011年10月1日発売
    
  Amazonで購入
  楽天ブックスで購入

   2016年7月8日発売
    
  Amazonで購入
  楽天ブックスで購入

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

塾技100 (10)
算数塾技100 補充問題 (42)
一行問題演習 (6)
過去問の仕方 (1)
算数アドバイス (3)
受験アドバイス (3)
中学数学のアドバイス (1)
未分類 (8)
理科アドバイス (3)
塾技理科 (62)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。