今年度の理科の出題傾向予想
塾技100理科の作成をしていて気がついたことがありますので、ご報告しておこうと思いブログをかきました。
それは、「今年度は関東の共学校で天体分野を出題する中学校が多くなる」
ということです。以前の記事で、理科の過去問分析についてかきました。
→以前の記事
昨年の過去問を分析しますと、共学校で天体分野の出題が一昨年より大きく減少していることがわかりました。
天体分野は中学入試では頻出です。つまり、今年度は出題されやすいということです。
また、共学校であるかないかを問わずに出題されやすい分野に、時事分野があります。
2015年には皆既月食がありました。
皆既日食や金環食のような珍しい現象ではありませんので、これをテーマにした学校が多数出てくるとは考えにくいですが、次回の月食は2018年1月31日となるため少なからず出題が見られるテーマであると思います。
他にも箱根山の火山がニュースで大きく取り上げられました。
ここ数年、火山や地震に関する出題が見られない中学校では注意が必要です。
※男子校では共学校ほど顕著ではありませんが、植物分野の出題が例年より少なかったです。最近の傾向としまして、植物分野は対策がたてにくくなってきています。ただし、呼吸と光合成や蒸散の計算は出題パターンが決まっていますので、志望校のここ3年位の出題を見て、呼吸と光合成や蒸散の計算の出題が見られないようであれば、対策を立てておいた方がよいでしょう。ちなみに女子校は、特に出題分野の偏りはありませんでした。
中学入試は親御さんの余りに過剰な関与は結果にいい影響を及ぼしませんが、出題分析こそ親御さんの出番です!
分析表を利用し、お子様の合格の手助けを是非してあげて下さい。
他の方のようにブログは頻繁に更新できませんが、また気になることが出てきましたらご報告したいと思いますので、応援してやって下さい。
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天体分野は中学入試では頻出です。つまり、今年度は出題されやすいということです。
また、共学校であるかないかを問わずに出題されやすい分野に、時事分野があります。
2015年には皆既月食がありました。
皆既日食や金環食のような珍しい現象ではありませんので、これをテーマにした学校が多数出てくるとは考えにくいですが、次回の月食は2018年1月31日となるため少なからず出題が見られるテーマであると思います。
他にも箱根山の火山がニュースで大きく取り上げられました。
ここ数年、火山や地震に関する出題が見られない中学校では注意が必要です。
※男子校では共学校ほど顕著ではありませんが、植物分野の出題が例年より少なかったです。最近の傾向としまして、植物分野は対策がたてにくくなってきています。ただし、呼吸と光合成や蒸散の計算は出題パターンが決まっていますので、志望校のここ3年位の出題を見て、呼吸と光合成や蒸散の計算の出題が見られないようであれば、対策を立てておいた方がよいでしょう。ちなみに女子校は、特に出題分野の偏りはありませんでした。
中学入試は親御さんの余りに過剰な関与は結果にいい影響を及ぼしませんが、出題分析こそ親御さんの出番です!
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近年の中学入試理科の傾向・チェックと塾技理科
大変ご無沙汰しております。
実は、「中学入試塾技理科100」および「高校入試塾技理科80」を来年6月に出版することが決まりまして、毎日ずっと原稿に取り組む日々が続き、ブログを更新する時間的余裕が全くありませんでした。
よく、一年間に何冊も本を出版する方がいますが、本当にうらやましいかぎりです。
一つの塾技を作成するのに約3日。現在やっと塾技82まで終わりました。
もっと早くご報告したかったのですが、本当に中学入試の理科の内容を一冊で抜けがなく網羅できるのか自信がなかったため、ブログに書けませんでした。
実際に作成してみて、ゴールが見えてきた感想、
「これがあれば間違いなく塾無しでも受験できる!」
です。
中学入試算数塾技100も、塾無しで受験できるように作成したつもりですが、やはり中学入試の算数は特殊ですので、お子さんによっては中学入試算数塾技100のみで理解するのは難しいかもしれません。
算数に対して理科は、専門的ではありますが「特殊」ではありません。
塾の講師がこのようなことを言うのは問題あるかもしれませんが、塾に通うより、塾技理科を1冊完璧にした方が、何倍も力がつくと確信しています。
それは、最近の入試傾向にあります。
理科の入試傾向は、ここ10年で大きく変わっています。
例えば、電流分野。昔は豆電球の明るさを考えさせる問題が中心でしたが、今は中学で習うオームの法則や、電磁誘導などが普通に出題されています。
→ オームの法則を答えられますか?
地学分野では、地震の問題はあまり出題されなかったのが、いまやプレートどうしのひずみまで出題されています。
→ 地震が発生する理由(メカニズム)は答えられますか?
化学分野では、中和反応だけでなく、酸化反応が当たり前のように出題されるようになり、むしろ現在は酸化反応の計算の方がよく出題されています。
→ ちょうど過不足なく反応する酸素:銅の重さの比、酸素:マグネシウムの重さの比は答えられますか?
天気の分野では、ここ数年、月ごとの台風の通り道を考えさせる問題など、台風関連の問題の出題が目立ちます。
→ 地図上で、8月の台風のおもな進路を示すことができますか?
天気の分野では、さらに雲のしくみや種類に関する問題が増加しています。
→ 10種類の雲の名称を答えられますか
理科全体を通して言えることは、種子のつくりや昆虫のつくりなど中学入試独自の分野に加えて高校入試の分野がとても多く入ってきているということです。
学校によっては、高校入試の理科担当と同じ人が中学入試の理科の問題も作っているのかなと思うくらい、高校入試の内容を入れてくるところもあります。(昭和学院秀英中など力の単位をニュートンで出題!)
ところが、大手塾ほどテキストの改訂が遅れます。理由は莫大な経費がかかるからです。実際、私が以前勤務していた塾では、入社以来10年間、プリントの内容がほぼ変わりませんでした。
塾技理科は、中学入試独自の分野を中心に、高校入試の分野でよく出題されている分野もしっかりと加えました。また、図鑑の役割も果たしたいと思い、入試でよく出題されている植物と動物の統計をとり、よく出題されているものの図を出来る限り入れました。これにより、わざわざ植物図鑑や動物図鑑を購入して、覚える負担を減らすことができるはずです。
現6年生には間に合いませんが、現4年生や5年生には間に合います。完全に原稿が終わり、もう少し余裕ができましたら、ご紹介したいと思います。
算数塾技100をご購入して頂いた受験生のみなさん!いよいよ受験本番です。
身体に気をつけ、悔いのない受験にしましょう。皆さんは全員先生の生徒も同じです。わからない事などあったらホームページからすぐメールしてね。
皆さんが良い年を迎え、実りある結果を残せるよう応援しています!
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実は、「中学入試塾技理科100」および「高校入試塾技理科80」を来年6月に出版することが決まりまして、毎日ずっと原稿に取り組む日々が続き、ブログを更新する時間的余裕が全くありませんでした。
よく、一年間に何冊も本を出版する方がいますが、本当にうらやましいかぎりです。
一つの塾技を作成するのに約3日。現在やっと塾技82まで終わりました。
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実際に作成してみて、ゴールが見えてきた感想、
「これがあれば間違いなく塾無しでも受験できる!」
です。
中学入試算数塾技100も、塾無しで受験できるように作成したつもりですが、やはり中学入試の算数は特殊ですので、お子さんによっては中学入試算数塾技100のみで理解するのは難しいかもしれません。
算数に対して理科は、専門的ではありますが「特殊」ではありません。
塾の講師がこのようなことを言うのは問題あるかもしれませんが、塾に通うより、塾技理科を1冊完璧にした方が、何倍も力がつくと確信しています。
それは、最近の入試傾向にあります。
理科の入試傾向は、ここ10年で大きく変わっています。
例えば、電流分野。昔は豆電球の明るさを考えさせる問題が中心でしたが、今は中学で習うオームの法則や、電磁誘導などが普通に出題されています。
→ オームの法則を答えられますか?
地学分野では、地震の問題はあまり出題されなかったのが、いまやプレートどうしのひずみまで出題されています。
→ 地震が発生する理由(メカニズム)は答えられますか?
化学分野では、中和反応だけでなく、酸化反応が当たり前のように出題されるようになり、むしろ現在は酸化反応の計算の方がよく出題されています。
→ ちょうど過不足なく反応する酸素:銅の重さの比、酸素:マグネシウムの重さの比は答えられますか?
天気の分野では、ここ数年、月ごとの台風の通り道を考えさせる問題など、台風関連の問題の出題が目立ちます。
→ 地図上で、8月の台風のおもな進路を示すことができますか?
天気の分野では、さらに雲のしくみや種類に関する問題が増加しています。
→ 10種類の雲の名称を答えられますか
理科全体を通して言えることは、種子のつくりや昆虫のつくりなど中学入試独自の分野に加えて高校入試の分野がとても多く入ってきているということです。
学校によっては、高校入試の理科担当と同じ人が中学入試の理科の問題も作っているのかなと思うくらい、高校入試の内容を入れてくるところもあります。(昭和学院秀英中など力の単位をニュートンで出題!)
ところが、大手塾ほどテキストの改訂が遅れます。理由は莫大な経費がかかるからです。実際、私が以前勤務していた塾では、入社以来10年間、プリントの内容がほぼ変わりませんでした。
塾技理科は、中学入試独自の分野を中心に、高校入試の分野でよく出題されている分野もしっかりと加えました。また、図鑑の役割も果たしたいと思い、入試でよく出題されている植物と動物の統計をとり、よく出題されているものの図を出来る限り入れました。これにより、わざわざ植物図鑑や動物図鑑を購入して、覚える負担を減らすことができるはずです。
現6年生には間に合いませんが、現4年生や5年生には間に合います。完全に原稿が終わり、もう少し余裕ができましたら、ご紹介したいと思います。
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