入試直前理科「環境問題」でよくある勘違い
中学入試理科塾技100もいよいよ最後の100個目の塾技、環境問題を残すのみとなりました!!
今回は、我々講師でさえ勘違いしている人もいる環境問題の落とし穴についてかきたいと思います。
環境問題の代表といえば、地球温暖化。
地球温暖化を促進する温室効果ガスのうち、最も影響の大きい気体は何でしょう?
「二酸化炭素!」
と答えられた人はよく勉強しています。実際に、多くの参考書にもそう書いてあります。
ところが、温室効果に最も影響を与える気体は「水蒸気」なのです。
実は、水蒸気の温室効果は二酸化炭素の約2倍もあります。
多くの中学校では水蒸気の出題は見られませんが、塾技100の問題にも取り上げている学習院女子中が出題しています。ただ、水蒸気は人間の力で調整できないため、二酸化炭素が問題となるのです。
では次の問題です。
地球温暖化が進むと、どのような問題がおこりますか?
ある参考書には次のように記載があります。
「北極や南極の氷が溶けて、海面が上昇し、低地が水没する恐れがあります。」
正解!といいたいところですが間違っています。どこが間違いかわかりますか?
答えは、「北極」というところです。北極の氷は南極と違い陸の氷ではなく海の氷です。水に浮かんだ氷が溶けても海面は上昇しません。これも、実際に入試で出題されています。
どうですか?正しく理解していましたか?
ちなみにもう一つ問題。
今年は暖冬ですが、これはある世界の現象が大きく関係しています。何という現象でしょうか?
答えは「エルニーニョ現象」です。2015年のエルニーニョ現象は、過去の中でも最大級ということです。これに関する出題があってもおかしくありませんので、エルニーニョ現象を説明せよといわれて「?」となってしまわないようにチェックをしておきましょう。
さあ、いよいよ入試も本番です。舌磨きもしっかり行い、万全の態勢で入試に臨み、合格を勝ち取りましょう!
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地球温暖化が進むと、どのような問題がおこりますか?
ある参考書には次のように記載があります。
「北極や南極の氷が溶けて、海面が上昇し、低地が水没する恐れがあります。」
正解!といいたいところですが間違っています。どこが間違いかわかりますか?
答えは、「北極」というところです。北極の氷は南極と違い陸の氷ではなく海の氷です。水に浮かんだ氷が溶けても海面は上昇しません。これも、実際に入試で出題されています。
どうですか?正しく理解していましたか?
ちなみにもう一つ問題。
今年は暖冬ですが、これはある世界の現象が大きく関係しています。何という現象でしょうか?
答えは「エルニーニョ現象」です。2015年のエルニーニョ現象は、過去の中でも最大級ということです。これに関する出題があってもおかしくありませんので、エルニーニョ現象を説明せよといわれて「?」となってしまわないようにチェックをしておきましょう。
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